靴を作りましょう!その5

にじいろの靴職人

2009年10月24日 19:33

今回から底付け作業に入ります。
前回に引き続き、靴が地面と接触する重要な部分の、底を付けていきます。

今回は、中級者以上の技術の手縫いによる底付けをします。

靴の内部の中底と、一番下にくる本底、その中間に堅い革(中本底と言ったりします・・・)を一枚貼ります。



革にはボンドを厚めに塗ります。はがれないように・・・。



縫いしろを外側に8ミリほど出して接着です。



キリのような先のとがった針で針穴をあけながら、曲がっている縫い針(2本)で靴の周りを一周縫っていきます。




出し縫いといいます。通常は、大きな靴工場などでは底を縫う機械で縫う場合が多いですが・・・。
おそらく、機械は100万円以上するはずです



底の出し縫いが完了です。
手縫いは大変ですがいい味がでて、靴への愛情も深まります

次回は、本底を貼っていよいよ完成しそうです

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