足を測る!
今日は靴作りの前の、
足の採寸法です。
採寸の仕方は人それぞれだと思いますが、
私のは福岡式と言ったところでしょうか・・・。
まず、足底の外形線を紙にトレースします。
細い鉛筆でずれないように描きます。
これで大まかな足の長さや幅がわかります。
もっと正確にするには、
フットプリンターという
インクの付いた道具の上でトレースします。
採寸になれてくると必要ではないと思いますが
次に
フットゲージで足の縦の長さを計測します。
(参考になるので、いつも履かれてる靴のサイズを相手の方に聞きます)
これも、ほかにもいくつか似たような道具があります。
足の横幅を測る道具もあります
次からが重要です
足の周径を測っていきます。
通常は4か所です。
ブーツを作る場合は足首を何か所か測ります。
この周径の採寸は、メジャーをきつく締めて測ると靴が窮屈になるし
ゆるすぎると靴にゆとりが出来すぎてしまいます。
慣れないとけっこう難しい作業です。
(足は夕方むくみやすいので夕方測った方がよいとの説もあります)
慣れると相手の方が、きつめの靴好みか・・またはゆったりめか?
靴下をいつもどんな厚みのものを履かれるか?
夕方にむくみやすいのか?
などなどを考慮して計測できるようになります
病気の方の変形が強い足は、石膏包帯などできちんと型どりをされます。
(うちは民間の靴屋さんですので医療行為に近いことはできませんが・・・)
やっぱり靴作り前の
採寸はかなり大切な作業ですね
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